Guide — サイズ基準
粗大ごみは何センチから?サイズ基準の測り方と自治体別早見表
「このソファ、粗大ごみ?それとも普通ごみ?」――粗大ごみで最もわかりにくいのが、この「一辺が○cm以上」というサイズ基準です。株式会社PRIMEの実態調査(全国500名・2026年4月)では、最も理解しにくいルールの1位が「一辺が○cm以上などの計測ルール」(23.7%)でした。
やっかいなのは、この基準が自治体によって違うこと。多くは「30cm以上」ですが、横浜市は素材で閾値が変わり、さいたま市は「90cm以上」が基準です。この記事では、主要自治体の公式情報をもとに、サイズ基準・正しい測り方・普通ごみとの切り分けを整理します。
この記事で確認できること
- 粗大ごみの基準は「一辺おおむね30cm以上」が多いが自治体で異なる
- 横浜市は素材別(金属30cm/プラ・木製50cm)、さいたま市は90cm以上と例外がある
- 測るのは「タテ・ヨコ・高さ・径のうち一番長いところ(最長辺)」
- 30cm超でも傘・食器・おもちゃ等は粗大ごみにならない例外品目がある
Quick Check
- 基準の主流は「一辺おおむね30cm以上」(横浜・さいたまなど例外あり)
- 測るのは「タテ・ヨコ・高さ・径のうち一番長いところ」
- 解体して小さくしても、元のサイズで判断する自治体が多い
サイズの正しい測り方
測るのは「タテ・ヨコ・高さ・直径のうち、一番長いところ(最長辺)」です。川崎市は「タテ・ヨコ・高さ・径のうち一番長いところ」、横浜市は「一番長い辺」と公式に案内しています。
重要なのは、多くの自治体が「品目(製品)の元のサイズ」で判断する点です。大田区・名古屋市・世田谷区などは、切り刻んだり分解して小さくしても、元が基準を超えていれば粗大ごみとして扱うと明記しています。一方、札幌市・千葉市・福岡市・神戸市などは「指定袋に入るかどうか」が基準のため、解体して袋に入れば普通ごみに出せる場合があります。
- 最長辺=タテ・ヨコ・高さ・直径のうち一番長い部分
- 棒状・板状のものは別基準(大阪市・広島市は1m以上で粗大ごみ)
- 解体可否の扱いは自治体で異なる(元サイズ判断 or 袋基準)
主要13自治体のサイズ基準 早見表
主要自治体の粗大ごみサイズ基準を公式情報から整理しました(2026年5月時点)。基準は改定されることがあるため、最終的にはお住まいの自治体公式でご確認ください。
| 自治体 | 粗大ごみになるサイズ基準 | 測り方・補足 |
|---|---|---|
| 東京23区(世田谷区・大田区など) | 一辺おおむね30cm以上 | 品目(製品)で判断。解体・分解しても元のサイズで判定 |
| 横浜市 | 金属は30cm以上/プラ・木製等は50cm以上 | 「一番長い辺」で測定。素材で閾値が異なる |
| 川崎市 | 最長辺30cm以上(手数料は長さ・素材で区分) | タテ・ヨコ・高さ・径の最長部で測定 |
| さいたま市 | 一辺または直径が90cm以上2m未満 | 主要市で唯一90cm基準。90cm未満は他区分で出せる場合あり |
| 千葉市 | 指定袋に入らない/口を結べない大きさ | cm基準なし。袋に入れば不燃ごみ等で出せる例外品あり |
| 名古屋市 | 30cm角を超えるもの | 傘・まな板・食器等は30cm超でも粗大ごみにならない例外あり |
| 大阪市 | 最大の辺・径が30cm超(棒状は1m超) | 棒状品は1m超が別基準 |
| 札幌市 | 指定袋に入らないもの | 単品100kg・長さ2m・体積2m³以下。袋に入れば普通ごみ |
| 福岡市 | 指定袋に入らない大きさ | cm基準なし。1回10個までの個数制限あり |
| 神戸市 | 45L指定袋に入らない、または入っても単品5kg超 | cm基準なし(大型ごみと呼称) |
| 京都市 | 一番長い辺が30cm超 | 30cm超でも除外される品目リストあり |
| 仙台市 | 最長部おおむね30cm超・100kg以下 | 重量上限100kgを明示 |
| 広島市 | 最長辺・最大径30cm以上(棒状・板状は1m以上) | 家電リサイクル4品目はサイズ問わず大型ごみ |
「30cm超でも粗大ごみにならない」例外品目に注意
サイズ基準を超えていても、粗大ごみとして扱わない例外品目を設けている自治体があります。名古屋市は傘・まな板・食器、京都市・広島市はカーテン・食器類・おもちゃ・かばん類などを「大型ごみから除かれるもの」として公表しています。
逆に、家電リサイクル法対象(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は、サイズに関係なく粗大ごみには出せません。広島市はこれらを「大きさにかかわらず大型ごみ」とは別ルートと案内しています。判断に迷ったら、品目名で自治体の分別ルールを確認するのが確実です。
よくある質問
粗大ごみは何センチ以上から?
多くの自治体で「一辺がおおむね30cm以上」が粗大ごみの目安です。ただし横浜市は素材別(金属30cm以上・プラ・木製等50cm以上)、さいたま市は90cm以上2m未満と自治体によって基準が異なります。お住まいの自治体の公式基準を必ず確認してください。
サイズはどこを測ればよいですか?
タテ・ヨコ・高さ・直径のうち「一番長いところ(最長辺)」を測ります。多くの自治体は品目(製品)の元のサイズで判断するため、解体・分解して小さくしても元のサイズが基準を超えていれば粗大ごみ扱いになります(札幌市など指定袋基準の自治体は、袋に入れば普通ごみに出せる場合があります)。
30cmを超えていても粗大ごみにならないものはありますか?
あります。名古屋市・京都市・広島市などは、傘・まな板・食器類・おもちゃ・かばん類などを「30cmを超えても粗大ごみから除く」例外品目として公表しています。例外品目は自治体ごとに異なるため、公式の品目一覧で確認してください。
基準より小さい場合は何ごみで出しますか?
基準未満のものは、可燃ごみ・不燃ごみ・金属/陶器/ガラスごみ・資源などに分かれます。横浜市では金属製品が30cm未満なら「小さな金属類」、プラ・木製品が50cm未満なら燃やすごみ・燃えないごみに出します。判断に迷う場合は品目別の分別ルールを確認してください。
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出典
本記事は上記の一次ソースと自治体公式情報をもとに、粗大ゴミ処分の判断手順を編集部で整理したものです。制度や料金は自治体・事業者・時期によって変わるため、実際に申し込む前に必ず最新の公式情報を確認してください。
